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VOL.129 Chat GPTの衝撃 2023年はプレシンギュラリティの年 ~その1~

ChartGPT その1
皆さん、突然ですが「Chat GPT」はもう試してみましたか?
アメリカのOpenAIという会社が2022年11月に公開した人工知能チャットボットです。
瞬く間に1億人がダウンロード(ちなみに今までの1億ダウンロードまでの最速がTikTokの
9か月に対して、ChatGPTは、なんと2か月で達成してしまいました)
ChatGPTって何?とう方は下記より詳しい説明・インストール方法がありますのでリンクをクリックしてみて下さい。
【AI】ChatGPTの始め方(日本語、スマホ対応) | おとといからきたいも (invisiblepotato.com)
 
使ったことがある方はもう実感していると思いますが、あたかも人間が回答しているような自然文で、しかも賢く回答・スマートに要約もしてくれます。
ちなみに、「ボイスボットのコールセンターでの使い方を箇条書きで5点にまとめて」と質問するとわずか数秒で下記の内容を自動生成開始してくれました。
先月同じ質問すると20秒ぐらい考えてからの文章生成が始まりましたが、今は数秒ですね。またおもしろいのが、同じ質問内容でも回答文が毎回異なります。今回「5点にまとめて!」と入力したら2回目には1点1点わかりやすい表題をつけて、その後に説明文を生成してくれました。
「ボイスボットのコールセンターでの使い方を箇条書きで5点にまとめて」と質問した生成文
 ChartGPT
私はコールセンターのコンサルタント以外にビジネス研修講師もしているので、「SWOT分析とは?」とか「マズローの5段階欲求説とは?」とか「パレートの法則(2・8の法則)とは?」とか講義する際にスライドとして使いますが、研修用テキストを作成する際に、まずはChatGPTで下書きを書かせて、それを自分でブラッシュアップしていく使い方をしています。非常に便利で時間短縮にもなります。
他に、エクセルの関数も指示すれば関数行も作成、プログラム言語も組んでくれます。文章の要約はもちろんできますが、翻訳も自然な日本語に翻訳してくれます。
 
昨年春ごろに日本ディープラーニング協会の野口竜司様の講演で「コールセンターにおけるAIの現在地」としてAI認識のアップデートの必要性がある「2年前のAIはレガシー(時代遅れ)!、「2023年がプレシンギュラリティになる」との話に衝撃を受けましたが、まさに当時のお話が現実になった感があります。
 129プレシンギュラリティ
当然、課題点も指摘されています。すべての文章が正しいとは限らず、誤った情報もあるので、人間の目でその正誤判断を的確にできる知識・判断能力は必要という指摘もありますし、あまりにも簡単に模範解答を導くので、学校の宿題・大学のレポートやオンラインテストで悪用されたり、人間の学ぶ力が退化するなど・・・・当然ながら賛否両論の議論を巻き起こすことも事実です。
これだけ進化したツール・システムは議論を巻き起こすのも当然ですが、この進化が止まる事は無く、もっともっと進化していくことはほぼ確実なので、やはり賢く使っていきたいものです。
 
2045年:シンギュラリティ(技術的特異点)の到来といわれています
専門家が2045年には「1000ドルのコンピューターが全ての人間を合わせたよりも知的である」と言っています。これがいわゆるシンギュラリティ(技術的特異点)、コンピューターが人間を超える時期と示唆しています。また最近の専門家の解説ではChatGPTの出現で、この時期が10年早まったかもしれないとも言われています。
とある有名な教授も「5年前まではAIが人間の仕事に置き換わるのはまだまだ先!」と言ってましたが、同じ教授が今年になり「(ChatGPTの登場により)AIが人間の仕事に置き換わる事はもう避けられない」と言っていました。
 
コールセンター業界でも切っても切り離せないチャットボット系システムになりますので、各社ともその使い方と運営方針も含めて一層真剣に議論する時期に来ていると思います。
2023年03月15日 09:00
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